青森市浪岡

青森市浪岡は、旧南津軽郡浪岡町が、平成17年青森市と合併し、誕生したそうです。合併の際は、色々な騒動があったと聞いていますが、当方住んで間もないので詳しくは、わかりません。

浪岡町役場は、青森市役所浪岡庁舎として存続し、令和4年現在、戸籍の取得や住民票の取得はもちろん、農業委員会や固定資産税に関する部署もあり、ちょっとした出張所よりも幅広い行政需要に対応しています。司法書士としては、相続贈与の必要書類取得で重宝しております。

ちょっと住所が長くなるのが難点です。

積雪

令和4年の積雪は、特に多いように感じます。積雪が1メートルを超えることも珍しくなく、今年は、大雪です。

そうなると雪害も多く、家の窓が割れたり、雪の落ちる音が地震のようでびっくりしたりと、大変です。

雪かきをしてもまた積もってくるのでうんざりしています。

浪岡城

浪岡城
浪岡城

浪岡城は1460年代に浪岡北畠氏によって建てられたとされています。今は、城跡が残っているのみですが、夏になると草が生い茂っている様子は、兵どもが夢のあとといった感じがして、歴史のロマンを感じずにはいられません。

浪岡北畠氏は、俗に言う御南家、南北朝時代の後醍醐天皇らを助けた北畠親房の子孫と伝えられています。きっと京都より土地を求めて移り住んできたのでしょう。いろいろなことがあったようですが、1578年に大浦(津軽)為信に攻められ落城してしまったそうです。浪岡城は、平成29年4月、「続100名城」の一つとして、(公財)日本城郭協会により選定されました。

毎年8月になると、北畠氏を忍んで、「浪岡北畠まつり」が開催されます。地域の各団体による「ねぶた合同運行」や北畠武者行列などの「合同パレード」が賑やかに行われます。

青森県立浪岡高校

青森県立浪岡高校は、青森県青森市浪岡大字浪岡字稲村にある県立の男女共学普通科の高等学校です。

浪岡高校は、バトミントンの強豪校として知られ、平成31年には全国高校選抜大会の男子団体で悲願の初優勝を果たしました。

強豪校としての名声は高まっており、バトミントンの選手となるため、県内のみならず県外からも入学する生徒もいらっしゃるそうです。

しかし、生徒数の減少などに歯止めをかけられず、厳しい学校運営のため、青森西高校との統合案が浮上し、反対運動も行われたが実らず、2029年3月をもって閉校することが決定されてしまいました。

地域住民の一人として、残念な気持ちです。

道の駅なみおか アップルヒル

道の駅浪岡アップルヒルは、国道7号浪岡バイパス沿いにある道の駅です。

休日になると、近隣住民はもちろん、弘前市や青森市から来た買い物客でにぎわいます。個通の弁が良く、何かのついでに買い物をすることができるので便利です。

新鮮な野菜の販売をしているお店や、地域の特産品お土産を扱ったお店、農協の直売店など様々なお店があります。

また、運転の疲れをいやすための休憩所も充実しております。

年間を通して数多くのイベントも開催されております。

浪岡八幡宮

浪岡八幡宮は、平安初期、征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷征伐のため建立した神社であると伝えられています。旧社格は県社です。

北畠氏が浪岡城に入場した後、手厚い保護を与えました。

毎年8月になると、「泣き相撲」大会が行われ、赤ちゃんが土俵上で泣きっぷりを争います。赤ちゃんだけでなく、親の方が一生懸命だとか。

青森地法務局浪岡出張所

青森地方法務協浪岡出張所は、 平成14年12月をもって廃止、青森地方法務局弘前支局に統合されました。その後、青森市との市町村合併があったため、平成17年頃でしょうか、青森地方法務局へ管轄の転属となりました。以来、浪岡の登記手続の管轄は、青森地方法務局となります。

司法書士は、浪岡の物件であれば、相続登記や贈与の登記、抵当権抹消登記など、すべて青森地方法務局で手続を行うこととなります。

ちなみに、浪岡の事件についての裁判所の管轄は弘前の裁判所です。

ちょっと複雑です。

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